横浜市営地下鉄ブルーライン 3000V形登場!!
2017年4月3日
カテゴリ: 業界ウォッチ
どうも、久々の登場となります。
こうのしんです。
今回は2017年4月9日運行開始予定の横浜市営地下鉄ブルーライン新型車両「3000V形」をご紹介致します。
なぜ紹介できたかと言うと、
先日、我が地元 港南区にある上永谷車庫にて指定代理店向けの内覧会があり、ちゃっかり同席させて頂きました!
横浜市交通局公認ということもあり、車庫内で見学する事が出来ました。
いや~、マニアにはたまらんです(笑)
実に約10年ぶりの新型車両となり、目新しい進化を遂げた車両となっております。
現行の3000形シリーズと比べ、ヘッドライト部分の目が釣り上がり、ラインカラーの配置も変更されています。
また、行先表示機がフルカラーLEDになった事で前面デザインの印象も変わりました。
さっそく車内に入ってみます。
まず、車内全体を1枚。
従来の車両とは違い、透明の仕切りを多用して開放感のある雰囲気です。
色もブルーを基調としており、港町「横浜」のイメージにピッタリですね!
私が確認出来た従来車との変更点は下記の通りです。
①車内ドア上にビジョンを2面設置!
横浜市営地下鉄の車内ビジョンはグリーンラインのみでしたが、今回からブルーラインにも採用されました。
右側は運行用表示機、左側は広告用表示機(ブルービジョン)です。
②車内案内表示が4ヶ国語に対応!
こちらもブルーラインで初。グリーンラインでは一部の車両のみ対応しています。
3000V形のパンフレットには表示パターンの解説がありました。
③ドアと座席の仕切りが全てクリア!
透明な仕切りを採用したことにより、おしゃれで開放感のある車内空間が広がっています。
また、死角を無くして、不審物の早期発見にも繋がる等のメリットがあるのではないかと考えられます。
新型車両は貫通路ドアも従来車と比べて、ガラスの割合が多く取られています。
ちなみに、描かれているイラストは横浜の代名詞、横浜ベイブリッジです!
④行先表示器がフルカラーLEDに!
最近の新型車両に多く採用されているフルカラータイプのLED表示機です。
文字背景にグラデーションを施す事で視認性を高めています。
また、新型車両の行先表示器は表示方法もバリエーション豊富です。
65,536色フルカラーLEDの性能を最大限に活かした表示方法ですね。
話が変わりますが、パンフレット内の行き先表示パターンで「伊勢佐木長者町」行きの写真があります。
これは1972年(昭和47年)にブルーラインが伊勢佐木長者町~上大岡で先行開業した際に運行されていました。
現在は定期運行されていない為、非常に貴重な表示方法かと思います。
その他の変更点としては、車内照明をLED照明し、照明機器のデザインが変更されています。
ブルーラインでは一部の車両でLED照明の試験導入がされていましたが、今回より本格採用となりました。
私の感想ですが、LED照明は光量が強い為、直接照らすと眩しく感じてしまうのですが、
今回のLED照明は天井部に光を当てて照らす反射式を採用している為、丁度良い光量に抑えてくれていて良かったです。
営業開始時は1編成のみ、広告貸切電車として運行されます。
試乗会の参加者募集はすでに締め切られておりますが、4月8日に試乗会の開催が予定されています。
運行開始は4月9日より営業運転開始予定です。
営業運転が開始されたら、モーター音など確認してみようかと思います。
おまけ写真(快速・湘南台ゆき/横浜駅停車中の表示)
―撮影協力― 横浜市交通局(http://www.city.yokohama.lg.jp/koutuu/)