山手線の新型車両が、なんかかっこいい

 

中づり広告ない新型車両導入へ 山手線、液晶パネル設置

東京のJR山手線で今秋、中づり広告のない新型車両「E235系」が走り出す。JR東日本は28日、東京都品川区の東京総合車両センターで車両を報道陣に公開。ほぼデジタルサイネージ(電子看板)に統一された車内が披露された。

E235系は秋から、11両の1編成を試行的に走らせ、3年後をめどに本格導入する。車内の開放感を高めるため、広告は乗降ドアの横など一部を除きデジタル化。電子看板となる17~21インチの液晶パネルが、乗降ドアや網棚、隣の車両につながる通路ドアの各上部に、計29~36枚設置される。モーターに新素材を使い、電力を効率よく動力に変換できるようになったことなどで、消費電力は現在の「E231系」より約3%削減できる。今は両端の車両だけにある車いすやベビーカー用のフリースペースも全車両にもうける。

現在、JR東は山手線や埼京線など首都圏の多くの路線で、乗降ドアの上に液晶パネルを計16枚備えた車両を運行中。天気予報やニュース、静止画・動画広告を流している。

だが、中づり広告がない車両は初めてだ。太田朝道(ともみち)運輸車両部長は28日、「中づりを残すか完全にやめてしまうか、試行運転の中で、乗客や広告関係者の意見も聞いて考えたい」と話した。

 

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報道陣にお披露目された山手線の新車両内。中づり広告が取り払われ、デジタルサイネージで統一されている=28日午後、東京都品川区、北村玲奈撮影

 

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報道陣にお披露目された山手線の新車両「E235系」。先頭部分の花は季節ごとに替わる=28日午後、東京都品川区、北村玲奈撮影

 

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報道陣にお披露目された山手線の新車両「E235系」内の優先席=28日午後、東京都品川区、北村玲奈撮影

―出典―朝日新聞デジタル 2015/03/29 05:35

 

 

◆追記◆

9/25に大崎駅で試運転の姿を捉えました。

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反射して見づらいですが、網棚上のポスター部分はビジョンが3面並んでいます。

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車体側面のグリーンのラインはドア部分のみにカラーリングされており、従来帯で入っていたE231系との違いが、乗降する際にも分かります。

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◆さらに追記◆

2015年10月13日

【山手線】新型車両の中づり広告、一転存続に

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