【写真映えスポット満載!】
東急世田谷線・沿線の旅

 

こんにちは、編集部兼カメラ部のNです。

前回の都電の旅に続く沿線の旅“第2弾”として、東急世田谷線の沿線へ、社内カメラ部の活動も兼ねて行ってきました。

 

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世田谷線は、都電とともに都内に残っている数少ない路面電車で、2両連結の車両が運行しています。

都電と同じくカラフルな電車ですね。

 

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下高井戸駅~三軒茶屋駅の全10駅を乗車した場合、所要時間は約20分ほどと短い区間ではありますが、それぞれのエリアには超有名スポットから、地元民だけではなく遠方からも訪れる有名店など、魅力的なスポットが満載。

乗って・歩いて・撮って・食べる、「パシャパシャ&もぐもぐの旅」を余すところなくご紹介します!

 

 

【 下高井戸駅→山下駅 】

 

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スタートは下高井戸駅から。が、部員3人の内1人がまさかの遅刻!!!

のっけから計画通りにいかないのも、旅の面白さですかね!?

 

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駅の目の前には、昭和31年(1956年)に建設された下高井戸商店街が広がります。土曜日の昼間でしたが、どの店も活気に満ち溢れていました。

 

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女性部員2名とも目を付けていた、シューマイの名店「ミートショップ伊藤」へ。スタートして10分未満で最初のもぐもぐタイムです。

黒豚ジャンボシューマイをいただきましたが、デカい・うまい・肉汁多し、と大満足の味!

一眼レフを持った我々を見て、「どれに載るの?」と声をかけてきたのはお店のおかみさん。プロ・アマ問わず取材の多い店だそうで、趣旨を説明すると快く撮影に応じて下さいました。

 

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やっと電車の旅がスタートします。ちょうど下高井戸駅に世田谷線300系が入線してきました。

 

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今回の旅はほぼ1駅ごとに下車するので、散策きっぷを購入しました。区間内乗り放題で330円と大変おトクです。

 

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下高井戸駅から乗車わずか2分、隣の松原駅で下車。ここから梅の名所「羽根木公園」へ徒歩で向かいます。

 

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ドライバーに向けた注意喚起看板“飛び出し坊や”と300系をパシャリ。ポカポカ陽気の土曜の昼下がりって贅沢だといつも思います。

 

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歩くこと15分、羽根木公園に到着。普段運動不足な3人にはちょうど良い運動となりました。

この日は梅まつりが開催中。園内いっぱいに紅白の梅が咲き、辺りにはいい香りが漂います。部員Iも気合を入れて撮影中です。

この日は園内に出店もあったのですが、ここはぐっと我慢。目的のランチを求め、山下駅を目指します。

ここまで歩くとさすがにお腹すきました。。 

 

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山下駅と接続する、小田急線の豪徳寺駅に到着。駅の由来にもなった豪徳寺は、招き猫発祥の地と言われています。

改札の真正面には、シンボルの招き猫像がおでむかえ。

 

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ここで本日2度目のハプニング!! ハンバーガーがおいしい店を目当てにここまで歩いたのに、なんと営業は夜のみ!

がっかりした3人の目の前を、招き猫ラッピングの電車が通り過ぎていきました。

良い事あるかも!?と気分を入れ替え、近くのお蕎麦屋さんで遅めのランチ。そばの風味が味わえる店で美味しかったですよ。

 

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ランチ後は、もぐもぐスポット第2弾の超絶おしゃれなパン屋さん「ユヌクレ」に来ました。が、すでに長蛇の列!!

お目当てのパンが目の前で飛ぶように売れていき、指をくわえて待っていましたが、入店できたときは時すでに遅し。

15時前でしたがほとんど売り切れていましたが、かろうじて残っていたパンを購入!お土産用としてここでは食べず、本日メインのスポット・豪徳寺へ急ぎました。

 

 

 

【山下駅→上町駅】

 

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山下駅から1駅で、豪徳寺最寄りの宮の坂駅に到着。

ちなみに豪徳寺駅から豪徳寺までは徒歩10分ほどなので、宮の坂駅を利用した方が容易にアクセスできますよ。

 

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宮の坂駅のホーム真横に「江ノ電601号」が展示されています。これは、大正14年(1925年)に製造され、昭和44年(1969年)まで現在の東急田園都市線・世田谷線を走り、その後江ノ電で平成2年(1990年)まで実に65年にも及ぶ現役だった車両だそうです。

いろんな人を乗せてきたのかと思うと、しみじみしてしまいました。

 

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今回のメインスポット、豪徳寺へ到着です。宮の坂駅の目の前から広がる、広大な敷地です。

寺のシンボルは立派な三重塔。一見、歴史を感じさせますが、落成は平成18年(2006年)と意外にも最近でした。

 

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観音堂の脇にある「招き猫奉納所」。数えきれないくらいの招き猫が居ます。押し寄せるような迫力!! 

まさに、ねこねこタイムです。これが見たかった!!

気が付くと、3人とも無心でシャッターボタンを押していました。

 

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台湾から来たという女子4人組も懸命にカメラを向けていました。こちらも招き猫目当てに来たそうです。

 

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ほぼ全ての招き猫は右手を挙げています。右手を挙げるのは「金運を呼び込む」とされているので、猫アレルギーの筆者もこれなら安心、と撫でました。

ちなみに、左手を挙げる招き猫は「人を招く」と言われていますが、どちらも招きたいですね~

 

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宮の坂から再度1駅乗車し、上町(かみまち)駅に到着しました。下高井戸から南下し、この駅でL字型に曲がり、東方面へ向かいます。

 

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上町駅から徒歩で5分、「世田谷代官屋敷」にやってきました。1737~1753年に完成したものだそうですが、しっかりとした造りで内部にも入れます。

 

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歴史を感じ世田谷駅を目指して歩いていくと、またまた良い香りが漂ってきました。世田谷通りに面した中華まんの専門店「鹿港(ルーガン)」です。

 

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訪れたのは16時でしたが、10人ほどの行列ができていました。我々が並んだ後も、次々とお客さんが列をつくります。

メインは「肉まん」「あんまん」「饅頭(まんとう,中華蒸しパン)」ですが、饅頭は売り切れ、肉まんも10分待ちと大人気ぶりが窺えます。

陽が陰って寒くなったのと疲れから、ホカホカのあんまんを注文(130円)。密度の高いモチモチの皮の中には、きめ細やかなこしあんがギッシリ。

う、うまい!!うますぎるっ!!

 

 

 

【世田谷駅→三軒茶屋駅】

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あんまんで心と体を温め、世田谷駅まで歩いてきました。世田谷の冠を付けた駅はここにあるんです。

23区内の駅で、区名の冠を付けた駅は当駅を含め9つあります。さてどこでしょうか? ? 

 

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幕末の藩士・吉田松陰を祀る「松陰神社」に到着。 若干30歳で亡くなったとは思えないほど風格のある顔立ちの銅像や、奥には墓所があります。

吉田松陰は安政の大獄で没しましたが、ここから直線距離で700m先にある豪徳寺には、安政の大獄を起こした井伊直弼が眠っています。

 

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若林駅まで徒歩で移動し、電車に乗って環七を渡ると、一気に三軒茶屋駅まで向かいます。洋風のオシャレな駅舎はまるで外国のよう。

 

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振り向くと、冬の夕陽が差し込んで一帯をオレンジ色に染めていました。

どこか寂しげで、でも温かい夕陽は旅の終わりにピッタリです。

 

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せっかくなので、三軒茶屋のランドーマーク「キャロットタワー」の展望台へ。

トイカメラ風に撮った写真が思いのほか合いました。

 

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今日を振り返りつつ乾杯!といきたいところでしたが、疲労と寒さで赤ちょうちんを背にして解散!!

 

10駅中9駅に降り立ちましたが、短い距離の中でも街並みが違えば人も違う、思い出もカメラもお腹も大満足な1日でした。

 

また次回~。 

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